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ＩＨＩ製水潤滑コンプレッサーのオーバーホール整備を行いました。

このコンプレッサーはオイルの代わりに水を潤滑水として使用する為

内部が腐食しやすくオイル式コンプレッサーのように圧縮機の分解整備ができません。

その為アッセンブリー交換となり、定期メンテナンス時にはフィルター類、オイル等の

消耗部品が少なくオイル式と比較すると安価となりますが年数及び稼働時間が経過してから行う

オーバーホール整備は大変高額となります。

ＩＨＩコンプレッサーの特徴としてメインモーターのプーリー（ベルトが付く箇所）が焼き嵌めで

取付けられている為取り外す際にも高温で温めないと取り外すことができない為、火気使用となる事象をしない様　万全を尽くし

弊社では基本は社内へ持ち帰りベアリング交換作業を行います。

今回の現場では当初弊社保有のユニック車を使用して持ち帰る予定でしたが

コンプレッサー室前の道路の舗装工事と期間がかぶってしまい車両の進入ができないと作業の

２週間程前に連絡を頂きましたので現地確認を行いました。

その際に舗装工事の現場監督さんに事情を説明したところユンボを使用して重量物の搬出、搬入をして頂けることとなり当日は作業の合間に手伝って頂き大変感謝致しました。

そのおかげで予定通り作業が完了することができとても印象に残るオーバーホール整備となりました。

横地