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先日コンプレッサーの定期メンテナンスの為お客様のところに伺いました。
メンテナンス前の試運転でファンモーター付近で振動が発生しているのを発見しました。調べてみると
シロッコファンの羽根の部分にゴミが溜まり蛇行していた為振動を起こしていることが分かりました。
空冷タイプのコンプレッサーは圧縮したエアーを冷やすためにシロッコファンが取り付けられています。
シロッコファンをモーターで回転させることで風をおこし、その風をコンプレッサー内部の圧縮したエアーと、
オイル式のコンプレッサーであればその潤滑油の通るラジエーターに当てることで冷却と、排風をコンプレッサーの外に送る役割を担っています。
羽根の部分にゴミが溜まっています。
埃がたまってくると、ファンの役割が薄れ、チクワが回ってるようなことになり、温度上昇となりがちです。
ゴミが溜まってもファンのバランスが保たれていれば、風量は落ちますが、振動等の問題は起きにくいのですが、今回はバランスが崩れて振動を起こしていた為清掃を行いました。ちょっとしたバランスのずれ、でも回転体の為、コンプレッサが移動するぐらい振動します。
清掃後振動は収まり正常に作動しましたが、清掃しても蛇行してしまうケースもあるので注意が必要です。
丸山