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メンテナンスブログ 2025.02.07

ファンコントロールスイッチ

コンプレッサーは空気を圧縮する際に空気中の水も圧縮されることになります。

その為圧縮空気の含まれる水を除去する為にエアードライヤが必要となります。

 

 圧縮空気を冷媒ガスによって熱交換を行うことで水を除去します。

熱交換を行い、熱くなった冷媒ガスを冷やすために空冷のドライヤの場合、

ファンが回って風の力で冷媒ガスを冷やします。

 

ファンを入り切りする為のスイッチがファンコントロールスイッチです。

コンプレッサーのメンテナンス時に交換を行うことも少なくありません。

こちらがファンコントロールスイッチです。

 

ムシ(逆止弁)が付いており、外してしまえば冷媒ガスは洩れませんが、

外す時、取り付ける時は多少ガスが抜けてしまうため、

少しでも早く外し、取り付けられるよう、準備をして臨みます。

作業の要領が悪いと、冷媒ガス真空引き、補充と作業が煩雑になります。

 

もしガスが大量に抜けてしまうとドライヤの能力に支障をきたすため、

交換の時は作業に集中しなければなりません。

 

(株)杉友機械   丸山