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こんにちは。
杉友機械の豊です。
今回はオイル劣化の話をします。
オイル潤滑式のコンプレッサーはオイルとオイルフィルターさえ
交換しておけばそうそう壊れることは無いと仰るユーザー様が
いらっしゃいますが、あながち間違いとも言えません。
オイルセパレーターやエアークリーナー等の消耗部品の交換も
大事ですが、オイルが劣化してたりオイルが減って少ない状態だと
圧縮機が回らなかったりモーターが焼け付いたりと全くコンプレッサー
として動かないことになります。
オイル抜きバルブを開いてる状態で,
本来サラサラなオイルが順次
出てくるはずが、ネチャネチャした飴状のオイルが出てきました。
これが劣化したオイルです。
タンクのオイルレベルゲージは綺麗なサラサラなオイルが入っている
様に見えますが、これはオイル劣化後に何らかの不具合でコンプレッサーが
異常停止し、オイル量が少ないと思い補充したものと思われます。
1度オイル劣化が起きてしまった後は、新油を足そうが、うまくいかず 圧縮機の内部や配管の内部、ラジエーターの内部を
洗浄、場合によってはオーバーホールをすることになります。
人間でいうところの オイルは、血液であり これがこてこてのコレステロールの塊ができると
も全体は、癌になったようなもので、どんどん 転移していきます。
オイル潤滑式のコンプレッサーを使用しているユーザー様は
オイル交換は早め早めで考えていただけたらと思います。