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社長つれづれ雑感 2021.07.08

帰りたくても帰れない

弊社の外国籍の社員さんにおいて お母さんの体調が思わしくなく、心配しつつも治療のすべがなく、早く里帰りをしたいのに、飛行機は飛ばず、稀に飛ぶようになると正規運賃で30万円以上もかかり、帰国後、隔離は3~4週間 プラス自主隔離1週間、その後日本に戻ると2週間の隔離 

先日、もう待っている時間はない。すぐに変える許可をください。となり、緊急で里帰りを試みましたが、飛ぶ飛行機はなく、もし経由ルートで行けたとしても、日本に残って現地で3週間隔離場所から携帯で話すという選択になり

泣く泣くあきらめて日本で、LINEで対応することになりました。

親の死に目に会えないとはなんと寂しく、むごいことだろうと心を痛めます。 

 

 

自分の学生の頃は、TV電話なるものは、遠い未来の世界のはなしでした。

不幸中の幸いで、通信料も気にせず、また いっこく堂さんが あれっ 声が遅れてくるぞ みたいな 昔の衛星放送のような遅れもほとんどなく、本当にそこにいるかのような映像と会話が、誰でも、いつでも、出来るようになったことが、せめてもの救いです。

 

 

学生時代の未来といえば、アトムが街の中に張り巡らされた透明のチューブの中を人が行き来きする隙間を縫って飛んでいました。Mrスポックが転送って言うと、瞬間移動していました。

今やこの未来の映像がZOOMやLINEで本人がまるでそこにいるかのように映像と話ができます。 ZOOM会議では、背景を宇宙や南国の動画にして、あたかもそこでバカンスをしてるような映像で参加されてる方も増えました。

 

自由が制約されると、それを超えるためにいろんなアイディアが急速に発展するという気がします。