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今回は定期メンテナンスを実施しなかったことにより発生した事案を紹介します。
お客様よりコンプレッサーが吐出温度異常で異常停止し外部にオイルが漏れているとご連絡がありお伺い致しました。
昨年の4月に前回メンテナンスを行ってから6000時間が経過した為定期メンテナンスの提案及び見積書の作成を致しましたが
作業をしていただけませんでした。
現地確認を行ったところ前回メンテナンスより12000時間が経過しておりフィルター類が寿命が過ぎてしまっているのと
パッキン類の緩みによる外部へのオイル流出、セパレータエレメント不良による供給エアーへのオイル流出が発生しておりました。
完全に修理するには定期メンテナンスを行わないと正常に使用できる状態には復帰できませんが
今回は応急処置としてパッキン類ボルト増締め、オイル補充、各種清掃(オイル、フィルター、コンデンサー等)を行い
短い期間ではありますが使用できる状態にし再度定期メンテナンスの提案及び見積書の作成を致しました。
異常停止時にはなるべく早く駆けつけ修理及び応急処置、リース機貸出し等は致しますが別現場が入っていたり
業務時間外での異常発生時(夜勤、休日等)には直ぐにお伺いできない状況もありますし、費用面でも余計な出費が発生、
予備機が無い場合には工場も稼働できなくなってしまうリスクもある為、予防保全として各メーカーが推奨しております
消耗部品交換目安時間での定期メンテナンスを推奨致します。
今回のお客様は再度提案を行ったところ最短日での定期メンテナンスの実施をお願いしますとご連絡があり後日実施することとなりました。
弊社ではコンプレッサーの稼働時間を予測しメンテナンス時期にお声掛け又は現地訪問させていただいてご提案しております。
新規の場合には納入及び初回点検時より1年後にお伺いし使用状況の確認をしメンテナンス時期が過ぎて異常発生等が起こらないよう
事前に提案させていただいております。機器が多く管理等が大変でお困りでしたら是非弊社にご相談、ご依頼下さい。
横地