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社長つれづれ雑感 2024.12.10

環境局 入札 初落札しました。 

3年前より 公共工事の入札に取り組んでまいりました。

大昔は談合があっても必要悪のように、必要なものだからと公共工事の仕組みのような扱いもありましたが

今は、クリーンで、そうならないような仕組みや、選択方法を苦労されて構築されています。

知り合いの水道工事屋さんがいつも総会で温泉に集まり皆さんで価格や順番を決めてました。

 

いまは組織に入ってない一社が入札に入るだけで制限価格や足切りがはいって、そこが受注してしまう。なかなか思うように受注できない仕組みのようです。

 

 

自社も公共工事は間接的に下請けとして行っていましたが、 仕事を直接受注したい。との思いからの挑戦でした。 

とても単独では、入札参加すらできず、進まない。

そこで入札に大変知見のある かなで行政書士法人に助けてもらいました。

これで、簡単に入札できるかと思いきや、

①入札するには、専用のシステムが必要

②入札するには、多くの条件がある。

③入札するには、建設業許可がいる。

④入札するには、毎年の経営審査が必要

⑤入札するには、コンプレッサの資格がいる。

⑥入札には、金額に制限価格がある

⑦入札には、同額の場合、くじがある。

⑧入札には、落札後も諸条件がある。

⑨入札には、官公庁での過去の実績がいる。

等々 まずまずの障壁があります。

 

今回までに 弊社取得の 建設業法の とび 土工 管工事 では 入札ができず 機器設置という項目が必要で

この取得に1年かかりました。

経営審査も毎年審査をお願いしい。3年目になります。

 

 

今回の落札物件は、三井精機ライセンス保持者が必要でした。

こんな条件をクリアした入札者が2社でした。

金額は1200万円程度です。 入札者が少ないと ほぼ目標額のX パーセントが受注金額になります。

入札者が多いと 最高金額者 最低金額者が制限カットされたり安いだけでは受注できません。

今回は2社で 10円単位まで全く同額です。 この場合 入札順番に割り当てられてられた くじ番号を

併せてWEB上で抽選くじになり落札者が決定します。

 

今回の受注までに 同金額 くじにて落選が2回続き 1回目は1600万円 2回目は1000万円 くじでこの金額が外れるには

すごい感覚です。

2回目の時は、早く入札しようとしましたが、少々手間取って 9時開始の入札で 9:12に入札しました。

ライバルは、9:07に入札されていて ちょっと手間取った5分が1000万円の受注が失注となりました。

 

くじは、じゃんけんのようなもので、どちらが強いというわけではなく運の要素が高いです。

 

今回は1200万円のコンプレッサの整備です。行政書士さんからは、大変ほめていただきうれしい限りです。

良い仕事ができるよう、今から準備をしっかり整えています。

もともと業界内でも、整備がきれいで失敗のない整備工場として定評を受けていますので、しっかりと整備をしていきたいと思います。