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今回はコンプレッサーの部品についてです。
バルブCP、通称5k保圧弁と呼ばれるもので、コンプレッサーのエアーが0.5Mpa以上になると、ばね圧を上回り、ユーザー側にエアーを送ります。
逆止弁の役割も兼ねており、ユーザー側からコンプレッサー内部への逆流を防いでいます。
ですが、長い期間交換を行わずに使い続けた場合固着してしまったり、変形してしまったりする恐れがあります。
今回対象機は水潤滑のコンプレッサーでした。
摩耗、変形によってコンプレッサー内部にユーザー側からエアーの逆流が起こっていました。
そのためコンプレッサーが停止中に逆流したエアーにコンプレッサー内部の水が押し出され、水漏れが発生したという不具合です。
左側がバルブCP、右側がホルダーで同じ部分の部品になります。
バルブCPは黒いゴムの部分が変形し、ホルダーは削れているのが分かります。
新品の部品です。
定期メンテナンスではこのような不具合が起こる前に消耗品を含めた部品交換をおすすめしています。