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今回のブログでは、ほとんどのコンプレッサにある「バルブCP」別名 逆止弁付き5k保圧弁という部品を、紹介します。
役割
・コンプレッサーの圧力を、0.5Mpa(5k)を超えたら、ユーザー側にエアーを送る.
(低い圧で排出すると流速が早くなり油分を持ち出してしまうため)
・コンプレッサーの内部にエアーが入らないようにする、逆止弁
(逆圧がかかると稼働に余分なエネルギーが必要になるため)
部品
上の写真がバルブCPの分解した、状態です。
この中の金色の部品とOリングというゴムの部品が、メンテナンスの時の交換対象になります。
それ以外は基本的に灯油(洗浄剤)でオイルなどの汚れを落として、再利用します。
この時に重要なのは、【絶対に小さいバネをなくさない】です。
勿論他も重要なのですが、最も小さくて一番なくしやす、このバネが無いと、ちゃんとした役割を果たさないのです。
上の写真は、バルブCPを組み付けるところです。
組付け方法
*やり方が二つある物は、両方書きます。
1 Oリングにグリスを塗ります
2-1 バルブCPを組み付けるところの内部に付ける
2-2 筒状の部品に付ける
3 小さいバネに「薄く」グリスを塗ります
4-1 バネの先端の大きさが、異なる場合は、先端の穴が大きい方を先に筒状の部品の穴に入れます
4-2 バネの先端の大きさが、同じな場合は、筒状の部品に入れるまでは同じですが、その後グリスで穴を塞ぎます(バネが落ちないようにするため)
5 バルブCPをバネの入れてある穴に入れます
6 入れた後に、上下に動くか確認します(必ず)
7 バルブCPの黒いところに、グリスを塗ります
8 筒状の部品の表面にグリスを塗ります
9 8の状態の部品を組付けるところにまっすぐに入れます
10 大きいバネに薄くグリスを塗り、9にところに入れます
11 シム(丸い板)という部品に
・一枚ならそのまま
・二枚以上ならグリスを塗って
大きいバネの上に置きます
12 カバーにボルトを入れ、上から押さえながら、ボルトを締めていきます
13 ボルトを締め終わったら完成です
このバルブCPは、コンプレッサーのkw数によって大きさは様々ですが、やり方は同じです。
これで今回のブログを終わりたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
久保