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食品、医療、精密機器,塗装を取り扱っている会社の多くはオイルフリータイプのコンプレッサーを使用しております。

今回は水潤滑タイプ（三井精機、コベルコ、ＩＨＩ製等）の供給水(潤滑水）についてお話致します。

使用する水は上水（市水）が一般的です。工場によっては純水を使用していることもあります。

上水は地域によって水質が若干異なりメーカーが推奨する基準値を満たしていないと錆、シリカ等の

発生を引き起こし異常、故障等の要因となります。

水潤滑コンプレッサーの異常のほとんどが供給水が原因と言っても過言ではありません。

直近で供給水が原因で異常停止してしまった事例がありましたので紹介致します。

築年数が古い工場なので上水配管を鉄管で施工しており老朽化によって配管内部が錆で腐食してしまい

ゴミ取り用のストレーナーが目詰まりを起こし供給不可なってしまった為、水交換時に給水されず断水

異常が発生し異常停止してしまいました。

対策として配管自体を新しく施工するのは難しく今回は水フィルターを取付け対応致しました。

また純水を使用してても電気伝導率が低すぎると超純水となり、化学反応が起きやすくなり、緑錆が発生してしまう事例もある為

弊社では納入前に事前に供給水に問題はないか水質調査を行い、お客様にあった改善内容を御提案して、万全の態勢で設備管理を行い、

使用時に異常が無いよう努めております。

横地